Work仕事を知る
ITスペシャリスト
仕事の内容
プラットフォーム
業務アプリとハードウェアの中間に位置するオペレーティングシステム(OS)やミドルウェアの選定やその設計、設定、障害時対応、性能管理に従事する仕事です。新規購入したサーバーにマイクロソフトのサーバーOSやLinuxOSを入れて、ファイルサーバーやアプリケーションサーバーとして稼働させることが事例です。
ネットワーク
ローカルエリアネットワーク(LAN)等の構成要素、ネットワーク網、キャパシティ、障害回避手段等の設計や構築、運用、監視を行う仕事です。インターネットを仮想専用線(VPN)で結び、遠隔の支社と本社を1つのネットワークとして使うための設計、構築も上位スペシャリストとしての仕事でもあります。
データベース
データベースの論理設計、物理設計、障害時の回復管理、構成や導入を行う仕事です。大容量のバッチ処理やオンライントランザクションを処理する金融や大手メーカー企業では、重要な役割を担います。大量のバッチ処理について、処理開始から3日経っても終わりませんでしたが、設計と構成を変えたところ3時間で終了した等の例もあるくらい、知識・経験が重要な仕事になります。
アプリケーション共通基盤
対象のシステムにあったソフトの導入やソフトが効率よく動作する環境の設計、構築を行う仕事です。また運用面では更新するソフトのバージョン管理やアプリケーション開発ツールの作成や導入も行います。
システム管理
サーバーやPC等のハードウェア、WindowsやOffice等のソフトウェア、業務アプリの管理設計、監視等の導入を行う仕事です。
セキュリティ
通信の暗号化、ファイヤーウォールの設定、ウィルスチェックソフトの導入、ID・パスワード管理、不正なアクセスログ検知や管理登録がソフトの監視等、セキュリティ全般にわたる設計・構築・運用を行う仕事です。
当社の事例
60台のサーバーを高機能の3台のサーバーに集約した仮想化や、お客様のネットワークリニューアル、データセンターでのネットワークセキュリティの監視・追跡、数万台にも上るPC上のウィルスチェックソフトの管理監視など、あらゆる方面で当社のITスペシャリストは活躍しています。
(コーポレートサイト)インフラ基盤構築へISになるには
先ずは客先で必要となる開発言語を習得することから始め、その後上司や先輩の指導を受けながらお客様の 業務知識を身に着ける必要があります。
またIT全般の幅広い知識が必要となるので、国家試験である基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、上位の高度情報処理試験に合格することもスペシャリストになる第一歩となります。当社のASの中には、お客様よりも業務に精通し、アドバイスを求められるスペシャリストの中のスペシャリストもいます。